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仕事で出張中の友人が松江市へ来訪、2人で昼食をする事にしました。

邱永漢先生にお世話になって居る2人ですから 松江市といえば邱永漢先生発刊の手帳「実務手帳」に掲載のお薦めで東本町に在る食事処の『放世庵』と思い、早速に予約しました、昨年予約無しで断られた経験がありましたので

先生が50,60代の頃はいわゆる全国津々浦々の各種団体企業などから引く手あまたの講演行客で日本でトップクラスの講演料だったとか、食通でも高名な先生はその時に地元の名士の方と食された食事所で特に印象に残った地名と店名をメモされていたと思います、現在は仕事のほうは中国を主にアジア周辺にシフトされ今もご活躍中です。


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間口2間ほどの京町風の風情のある小料理屋でふすまで仕切られた小部屋が何部屋もあります
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雪見障子から見える坪庭には牡丹が咲いています、来待石の灯篭には蝋燭の灯りと足元には日本3銘石の佐治川の石が2つ設えてあります
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向こう付けには旬の蕗の薹、自然薯、初筍さしみは鯉の洗い卵まぶし真烏賊と鰺、しらうおの卵とじなど絶品の味です、外国の高級料理も珍しいものですが地の物を食べるのが私の舌には一番あっていると思いました
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スッポンとねぎの汁でシンプルながらかなり隠し味に凝っていると思いますが私のレベルでは解かりませんでも此の料理が出たら値段は高くてもしょうがないです、1万円まではしないと思いますがわかりません、スッポン料理が出る前に4品くらい在りましたが写すのを忘れましたまた行儀も悪いかなとこの年で思いました
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鯛めしを頂いて満腹になりましたデザートは甘いラフランスで美味かったです,帰る時に若い時はさぞ綺麗だったであろう気さくなおかみさんからお点前で羊羹と薄茶などを頂きました、友人には珍しかったようです、不昧公縁の地ですからお茶のもてなしは普通に感じていますが、それぞれ文化の違いがあるようです。
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